今シーズンの観客動員

近年、右肩上がりで観客数が増え続けてるブンデスリーガの勢いはとどまる事を知らない。”98ー”99シーズンの総観客数は970万1949人となり、史上最高となった事が分かった。今シーズンの1試合の平均観客数は3万1804人で去年の3万1387人から500人ほど増えた。この記録更新に大きく貢献したのは総観客数でトップになったボルシア・ドルトムントである。ホームのベストファーレン・スタジアムの収容人数がこれまでの4万2800人から6万9000人にまで拡大され、しかもほとんどの試合に満員に近い観客が詰めかけたためだ。17試合での観客数は107万864人となりこちらもブンデスリーガ最高記録となった。2位はバイエルンミュンヒェンで、95万1686人を集めた。 ”72−”73シーズンにはリーグ全体の平均が1万6000人台まで落ち込んだブンデスリーガだが、今はこのように、大きな成功を収めている。なぜ人気があるのかは、93−94シーズンから4年続けてリーグ優勝を分け合ったバイエルン・ミュンヒェンとボルシア・ドルトムントの2強がつよく、リーグを活性化した事が挙げられるだろう。Jリーグにもすこしこの活性化をわけてほしいものである。

しかし、やはり日本ではまだまだ人気はない。中田や名波のおかげでセリエAは人気が更に出て、テレビでも中継をやったりしており、またBSではスペインリーグも時々やっているが、ブンデスリーガはほとんどやっていない。浦和レッズの永井がブンデスリーガに行っていたが、永井自身それほど有名ではなかったこともあり、全然取り上げられなかった。日本では、Jリーグの見本としているがあまり人気が無いのが実状なようです。

参考文献 : サッカーマガジン